2009年11月09日

冬色の畑

キク













  ぼんやりしている間に秋も深まり、庭の虫は
 いま最盛期のキクに集中しています。

ピラカンサス













ピラカンサスの熟した実を目印に、
ジョウビタキが戻ってきました。
しばらくは二羽のジョウビタキの争うような声が
響いていましたが

ジョビ













 どうやらこの個体が、我が家を縄張りとして獲得
   したようで、もう一羽は姿を消しました。

巣箱













シジュウカラは三羽、二羽、一羽の三組が訪れますが
そのうち二羽のグループが我が家の庭に一日中、
居座るようになりました。
このえさ場でヒマワリのタネをくわえ

シジュウカラ













 この柿の枝でヒマワリタネの殻をたたき割ります。
 この定位置周辺から騒がしく聞こえてきた
 シジュウカラの声に窓の外を見ると

モズ













本来シジュウカラがいるはずの定位置に
陣取っているのはモズ。
シジュウカラの「そこどいて、私の場所だから」
とでもいいたげな鳴き声など歯牙にもかけず、
この長めのしっぽをくるくる回しながら
バランスを取って止まり続けている落ち着き払ったモズ。
この風格が魅力です。

隣のミカンの木には、メジロが飛び込んで行きました。

みかん2













 これがメジロかヒヨドリが食べた後。

みかん1













ことしは人間用にもたくさんとれました。

みかん3













 収穫したミカンをこうして盛っておくと、
 風邪気味の母がとおりすがりに口にし、
 剥いた皮を干しています。
 「カリカリに干しあがったら刻んで野菜の根元に
 置くとアブラムシ除けになる」
 とどこかで聞いたのでしょう。
 
 やさい畑のほうは

ベニアズマ













 ベニアズマを掘り上げ、

アイコ黄色













アイコ













 夏からずっと頑張ってくれていたミニトマトの
 赤と黄色のアイコを抜いて、遅ればせながら
 冬野菜の支度です。
 
ゆず













日射しは温かいけれど、
やさい畑はすっかり冬色です。

  

2009年10月14日

手助け

「チンパンジーが、相手の求めに応じて
自分の得にならなくても、手助けをする」

その習性をつきとめた実験の様子が
夕方のニュース

http://www3.nhk.or.jp/news/t10013101451000.html

で放映されました。

「自分の得にならなくても、自分の損にならないなら
手助けする」。
ニュース映像の中のチンパンジーがごく自然に
ふるまって手助けしている姿は、いいものでした。

http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/news_data/h/h1/news6/2009/091014_1.htm

http://www.plosone.org/article/info%3Adoi%2F10.1371%2Fjournal.pone.0007416


チンパンジーでなくても、野鳥でも同じように
生存競争を激しく繰り広げる一方で
自分の損にならないなら、得にならなくても
助け合う習性がある感じがします。

たとえば
去年の初夏、巣立ったばかりのシジュウカラ
のヒナに、カラスが襲いかかったとき、
親鳥はもちろん、メジロやスズメからヒヨドリまで
集まってきて、そのカラスを追いかけました。

シジュウカラの巣を、スズメが乗っ取ろうとした時は
メジロが駆けつけてきて、シジュウカラのまわりを
援軍のような仕草で飛び回りました。

さて、我が家の庭です。
秋も深まり、シジュウカラも警戒心を
少しずつ解き、慣れてきました。

009

 

 

 

 

 

 

 

 

なにか木の実をつまんでいます。

011

 

 

 

 

 

 

 

 

それを足で押え首を上下に振り、嘴で穴をあけました。

015

 

 

 

 

 

 

 

 

あ、これは久しぶりのヤマガラ。

020

 

 

 

 

 

 



シジュウカラの至近距離にいて情報を共有したらしく
このヤマガラも同じ木の実をくわえています。

049

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

遠くでその様子を眺めていたモズ、この後
ドウダンツツジの枝先に急降下して
虫を引っ張り出し、一気食いしました。

これから寒さに向かって、
争ったり、助け合ったりしながら
ひと冬を凌いでいかなくちゃね。

  
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2009年09月24日

エサの準備着々

じゅずさんご

 

 

 

 

 

 

 

 

 去年の暮、行きつけの花屋さんがシクラメンを
 大量入荷した日、陳列ケースからはみだした
 たくさんの苗のケースが
 「よかったら持って行って」とまるで捨て子
 のようにレジ脇におかれていました。
 パンジー、ジュリアン、そしてこの「ジュズサンゴ」。
 それぞれ24ポット入りのケースを拾ってきました。
 ジュズサンゴは梅の樹下ですくすく育ち、今では
 サンゴ色の実が数珠つなぎに稔り
 秋の庭を彩っています。

 今年も2匹目のどじょうを狙って
 「シクラメンの大量入荷の日はいつですか」
 と花屋さんに聞きたいところですが、
 それはできないですね。
 ホトトギス

 

 

 

 

 

 

 
 お彼岸頃になると咲くホトトギス。
 陣地争いをすれば、どんな草花にも勝つという
 繁殖力旺盛なホトトギスですが
 名前の由来は、花弁の斑点が
 野鳥ホトトギスのお腹にある斑点に
 似ているからとか。
 似ているのかしら?

ホトトギす2

 

 

 

 

 

 

 

 

 そういえば、初夏、近くの植木屋さんの庭から
 ホトトギスの「特許許可局」と鶯の「ケキョケキョ」が
 聞こえてきました。ご近所の皆さんと
 「ホトトギスが鶯に托卵しているのかしら」と
 噂しあいましたが、残念ながら托卵の現場は、
 確認できませんでした。

 タネ
 
 
 
 
 
  
 

 

 

 

 

 夏に3メートルを超す成長ぶりを見せたヒマワリ。
 しっかり結実しました。
 スズメやシジュウカラが試食につまみ食いした
 ものの、今はまだ虫が豊富にいるせいか、
 ヒマワリのリピーターにはならないので、
 収穫して虫のいなくなる冬に備えて保管しました

タネ2

 

 

 

 

 

 

 

 

 「アメリカ産や中国産のエサを与えられている
 野鳥には、腫瘍や瘤ができているのがいる」
 という話を聞き、今年からシジュウカラのエサ用に
 無農薬でヒマワリを育てることにした結果、
 全部はまなかいきれないまでも、
 かなりの備蓄ができました。

 例年より早く、わがやの庭ににコゲラやモズが
 姿をみせています。
 でもよそで巣立ったシジュウカラたちはまだ
 よそよそしく、たまに立ち寄るだけ。
 安心安全なエサの準備は着々だからね。
 うちに来てね。
 

 

  
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2009年09月05日

越後の棚田

rusubara

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  これは越後の十日町、留守原の棚田です。

hositooge

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 これもやはり十日町、星峠の棚田です。

 傾斜地を細分化して水平な土地を生み出し
 そこに水田を作った棚田は、人間の知恵と
 努力のかたまり!
 
 十数年前、今森光彦さんの『里山物語』に
 収められた琵琶湖近くの棚田の写真をみたとき、
 人々の労苦と、その結果の造形的な美しさに
 はっと胸を打たれました。
 自分がその棚田を訪れる機会があるとは
 思っていませんでしたが、十日町周辺で
 開催中の「大地の芸術祭」に誘われ
 新幹線とレンタカーで里山巡りをしてきました。
 新潟県だけあって、さすがに道がよかった!

 
  越後妻有の旅30
 
 
 

 

 

 

 

 

 

 

 集落や森の中に、300点を超すアートが
 展示されているのですが、これは豪雪地方特有の
 作りの古民家。空き家が陶芸作品の展示場と
 レストランになっていました。

 91歳の母の足でもまわれるよう、近くに駐車場が
 ある作品というと、廃校になった小学校利用や
 大きな建築物に限られましたが、母は興味津津。
 ここでも古民家のたたずまいにうっとり。

bijinbayasi

 

 

 

 

 

 

 

 


 でもやっぱり、里山の自然の魅力には
 かなわなかった!
 これは「美人林」となづけられたブナの林。
 「あかしょうびんが見られます」と入口の看板に
 ありましたが、母の足では、入口周辺をちょっと
 散策するのが精一杯。アカショウビンには
 会えませんでしたが、さまざまな鳥が鳴き
 交わして、夢のような世界でした。

 高齢化と過疎化で消滅しそうな棚田。
 「日本の棚田百選」「棚田オーナー」
 「棚田サミット」さまざまな施策で守ろうと
 されていました。それが功を奏しますように!
 私にも、なにかできるかな。

 そうそう、宿では、杖をついている母を見て
 急きょ、茶室付きの豪華な特別室に
 案内してくれました。料金は元のままで。
 自然にも、この温泉宿の配慮にも感動しました。 
 
 

 

 


 

  
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2009年08月21日

鳥の脳

暑さの中、サギソウが元気に咲きました。

sagisou1

 

 

 

 

 

 

 

 


 この花にサギソウと命名した人はきっと、
 花も鳥も好きだったのでしょう。
 眺めるとほんとうにシラサギが飛んでいるような
 気になります。
 山野草の先生から球根をわけていただいて3年目。
 今年は20羽近いシラサギが群舞しました。
 
sagisou2

 

 

 

 

 

 

 



 シラサギといえば鳥。
 鳥について最近めざましく進歩している研究では、
 鳥の脳にも海馬があって
 記憶したり、認知したり、予見したりできることが
 できることが証明されたとか。
 鳥によって、クラシックと現代音楽を聴き分けたり
 ゴッホとシャガールの絵を見分けたり
 数の概念をもっていたり……。
 そんなことを書いた本を見つけていま夢中です。

 だから遠距離の渡りができたり、托卵したり、
 知能的な行動をしていたのですね。
 英語で bird brain といえば、まぬけ、ばかの意味。
 鳥の賢さに気づかないで、そんな表現をしていた
 人間のほうがよっぽどまぬけ。
 無知ゆえの傲慢な表現、bird brain は
 まもなく消えゆく言葉でしょう。
 
 暑い日々にもかかわらず、時々、シジュウカラが
 我が家の庭に姿を見せます。でも我が家に
 春先までいついていた個体ではありません。
 もしそうであるなら、馴染みのバードテーブルや
 バードバス、巣箱、もっといえばこの家の住人
 の周辺を、我が物顔で旋回するはずで
 さらにもっといえばカメラを向けても逃げません。

 過去2年、我が家の巣箱で営巣した親鳥、
 巣立ったヒナ、どちらの海馬にも我が家の情報が
 刻まれていたから、人懐っこく
 振舞っていたのかもしれません。

 今年はアクシデントでヒナが孵りませんでした。
 今、我が家の庭に来るシジュウカラは、
 体の色からするとどうやら若鳥のようで、だから
 よその巣箱で孵った個体です。
 我が家の情報があの子たちの海馬にはないからか
 去年までの個体とずいぶん違って
 警戒心も強く、ひっそりと鳴き、
 ひっそりと飛びさります。カメラなんてとんでもない。

 秋になって、餌に事欠くようになったら
 うちのバードテーブルに餌を置くから
 それを見つけて、うちになじんでね。

 
 

  
 
  
 

  
 

  
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2009年07月25日

幼鳥も育っています

ひまわり

 

 

 

 

 

 

 

 

ご無沙汰いたしました。
「いったいいつまでニンニクがぶらぶらしている写真
を載せとくつもり?」
ときついお叱りを受けてしまいました。
ごめんなさい。

7月も末近くなり、シジュウカラのエサ用にと蒔いた
ヒマワリも大きく育ち……

大きくどころか、背ばかり伸びてこんなありさまです。
おそらく、伐採枝から作った堆肥を蒔いたので
窒素が効きすぎたのでしょう。

ひまわり2


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

肥料の要素がバランスを欠くとこうなるという悪い例。
時々、よそで巣立ったシジュウカラのヒナが
我が家に飛んできて、ヒマワリを眺めています。
「タネが完熟したら食べてね」

さてニンニクを収穫した跡地はというと

スズメ1

 

 

 

 

 

 

 

 

スズメの砂浴び専用地。

すずめ2

 

 

 

 

 

 

 

 

この春孵った幼鳥が、親のあとをついてまねをする
時期なのか、一羽が砂を浴びると
数羽が一斉に砂を浴びています。
このスズメたちは我が家の屋根でずり落ちながら
飛ぶ練習を重ねていたと、その姿を目撃したお隣
の方から報告がありました。

我が家からは、そのお隣のアンテナにとまって
朝に晩に囀りの練習をする、ヒヨドリの幼鳥の姿が
目撃できます。そのヒヨドリは、私が知る限り
近隣にすむ幼鳥のなかでピカイチの努力家。
上手に囀りメスに選んでもらい来春には
子孫を残そうとの必死の思いが伝わってきます。
猛練習の成果はめざましく、日ごとに巧みになる
囀りを聞くのはちょっとした感動です。
努力ができるという優秀な遺伝子を持った
ヒヨドリなのでしょう。


トマト

 

 

 

 

 

 

ニンニクは失敗でしたが、トマトはまあまあの出来。
師匠から、今年から液肥の葉面散布にして
成功したと聞き、真似したのがよかったのかな。

  

2009年06月11日

鳥と赤い実



にんにく

 つまらないことをぼんやり考え、ブログの更新のやり方も
 忘れそうになっている間に季節は梅雨に入りました。
 梅雨入り前にニンニクの収穫はすませたものの、
 でき具合はちょっと失敗で小粒ばかり。
 
 去年育て始めた山アジサイ(大山ブルー)は大きく育ち
 雨が嬉しそうです。

大山ブルー

 湿り気が嬉しそうなのはホタルブクロも。


ホタルフクロ

 そしてお隣のグミの実もいつの間にか完熟していました!

gumi

 さっそくムクドリが揺れる枝から嘴をのばして

ムクドリ

 どうかな、つまめるかな?

MUKU

 よしよし、成功です。
 一番赤くておいしそうなのを選んでいるのはさすが。

 そういえば、ひと月ほど前、反対側のお隣から聞いたことのない
 鳴き声がして、あわてて二階の窓からのぞくと

ヒレンジャク

 サクランボに見たことのない鳥が6羽。
 これは図鑑で見て、めぐり逢えたらいいなぁと思っていた
 ヒレンジャク?

ヒレンジャク2

 尻尾が緋色だから、きっとそうです。
 渡る途中の上空から、めざとくサクランボをみつけて
 降りてきたのかな。
 こんな巡りあいができるなんて、お隣のおかげでした。



 

  

2009年04月29日

ニホンサクラソウ 嫋嫋

ニホンサクラソウ1

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「嫋嫋として露なお重し」
 これがニホンサクラソウが咲く姿の表現だそうです。
 山野草の先生がそう言われた時、「嫋嫋」なんて古典的な漢字に
 久しぶりにお目にかかったと感動しました。
 女偏に弱いを二つ重ねて、ジョウジョウと読む!!
 江戸時代に武士の間で好まれた花だそうで、今は準絶滅危惧種。
 今年はじめて入手し、運よく開花しました。

 タイワントキソウa
 
 

 

 

 

 

 

 

 

 今年はタイリントキソウも元気で群落になって咲きそうです。
 山野草のほうは順調なのですが、巣箱のほうが……。

 シジュウカラはメスになにか異変が起きたらしく孵化して三日目
 寒さが揺り戻した朝、メスの姿がなくヒナたちは動かなくなっていました。
 エサを銜えたオスが巣穴を覗いてびっくりして鳴く姿のあと
 こちらも巣箱を覗いてびっくりして泣きました。

 不思議なことにエサを銜えてきてびっくりするオスが二羽も!
 もしかしたら一羽は父親、もう一羽はヘルパーだったのかも。
 
 去年もおととしも、三組のペアが三回子育てに成功したのに
 今年はそれっきり巣箱を使ってくれるカップルが登場しません。
 周辺を飛び交うシジュウカラの個体数が減ったのか
 巣箱を置く家が増えて住宅事情がよくなったのか、
 後の理由だといいのですが。

 
 
 

  
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2009年04月25日

デジスコ講習会

カワセミ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 デジスコ講習会に参加してきました。機材は全部、それに
 一台15万円くらいする望遠鏡も貸してくださったのですが、
 腕前だけはだれからもお借りできず、自前だったのが残念。

 覚束ないながらなんとかシャッターを押せたのがこのカワセミ。
 池の前にトーチカが作られていて、人間の姿は隠したまま
 レンズが向けられるのです。人が見ているのを知ってか知らずか
 エビのようなものを捕まえていました。

 講師は、叶内拓哉先生。失礼なことにどんな方か存じ上げないまま
 参加し、野外から室内に移ってビール片手に
 面白いお話をうかがううち、すごい方なのだとびっくりしました。
 鳥や自然に対する知識と愛情。
 それらがあってこそ、それらが集積されてこそ、
 いい写真が撮れるのだとしみじみ感じました。

 オスがメスを見守っている姿、これもトーチカからです。

カップル

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ほかの参加者は小さな鳥もいっぱい撮影できたのですが
 私には無理でした。ウグイスが囀っている姿、撮りたかったな!



 


 
 

  
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2009年04月21日

キジバトの卵

キジバト卵

 

 

 

 

 

 

 

 

 

玄関ドアの正面に椿が植わっています。
ある日ドアを開けると、キジバトと目が合いました。
正面の椿の枝に巣をかけて、そこで卵を抱きながら
こちらを見ていたのです。

それ以来、ドアを開けるたびにキジバトと目が合い
「がんばってね」と声をかけますが、通じたのか
通じないのか、瞬きもせずじっとこちらを見つめます。

さきほど巣に親の姿がなかったのでのぞくと、
椿のそばにあるドウダンの小枝を折って集めた粗製乱造の巣です。
白く輝く卵が二つ。
孵化したら、玄関を開けるたびにヒナとも目が合うようになる?
楽しみです。

それにしても、なんて雑な巣なのでしょう。

  
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2009年03月14日

春の野良へシロハラ

おじさん

 

 

 

 

 

 

 

 

 ごぶさたしました。あまりに長いご無沙汰でしたが
 季節はめぐり、ジャガイモ植え付けの準備です。
 今年のジャガイモはにんにく畑の西側。
 家庭菜園用耕運機 「プチ菜」が耕した後を

シロハラ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 もう北へ帰ったかと思っていたシロハラ(?)がまだ
 我が家の近くにいて、目ざとく飛んできました。
 土の中に潜っていたみみずにありついてニッコリ。

虹の花

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 冬の間、緑の葉を赤くして寒さに耐えていた
 多肉植物の「虹の花」 もそろそろ葉の色を緑に
 衣替えして春の準備です。

乙女椿

 

 

 

 

 

 

 

 


 乙女椿も咲いて、庭がいよいよ春らしくなってくると
 シジュウカラが巣作りを開始です。
 スズメや何組かのシジュウカラカップルが巣箱の周辺
 を飛び交っている間隙を縫って、「ダメダメ」と
 叫びながらいち早く巣穴に飛び込んで居座ったのは
 夏ごろから我が家にいついていたカップルのうちの一羽。
 よかったね、巣を獲得できて。
 このカップルは、落花生が食べられるエサと知らなかった
 一歳児たち。子育ては初めてなのに、
 遺伝子に刷り込まれた記憶なのか、大きな音を立てて
 コケをかためるのに三日、五日目の今日は犬の毛を
 運び始めています。

 しばらく前、L&G「疑似通貨円天」事件がメディアを
 にぎわしたころ、会長について「本人は人を騙して
 いる意識はなく、もともと詐欺的性格が備わった
 人格なんでしょう」とコメントした人がいました。
 そう、あっけらかんとして本人は罪の意識なく
 頭の中で人を騙したり、うまく利用してやろうという
 シナリオが次々と湧いてきてしまう詐欺師的人格の
 人間が本当に身近にいました。
 近づかないよう警戒していたつもりでしたが、
 ずっと狙っていたようで蔭からぬっとあらわれ、
 お金でこそないけれど、莫大な時間や手間や
 善意を掠めとられる被害にあってしまいました。

 情けない冬でしたが、春はめぐってきました。
 もう立ち直らなくちゃ。 
  
 
 
 
 

 

 

 


 

 

  

2009年02月04日

シジュウカラのジャイアン

ヤマガラ01

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 この日、いつもは騒がないヤマガラの鳴き声が、珍しく庭に
 響き渡りました。
 あけた嘴、輝く瞳、やる気まんまんの二羽のヤマガラは
 梅の枝で、いつまでも騒いでいました。
 そこへ「なんの騒ぎ?」といった表情で、のどかに飛んできたのは、
 我が家に入り浸りの七羽のシジュウカラ。
 そのシジュウカラをヤマガラは追い払らおうとしますが、
 シジュウカラは 「なんで?」と梅の枝でぼんやりしています。
 すると、このヤマガラ、いきなり一羽のシジュウカラの嘴に
 噛みつき、振り回そうとします。そこではじめてシジュウカラは
 攻撃されていることに気づいて焦ります。
 そこへやはり我が家に入り浸りのメジロ4羽、ジョウビタキ1羽が
 応援? 高みの見物? に駆けつけますが、
 ヤマガラの噛みつきは続いています。

 エサや水に不自由しないよう水場も三か所、バードフィーダーも三か所
 おいたせいか、小さな鳥同志の争いを目にしたことはありません。
 おだやかに順番待ちをして平和に共存していた我が家で
 はじめてのバトル。
 ヤマガラの噛みつきを振り切ってシジュウカラが逃げると
 メジロもジョウビタキも後を追い、残ったのは二羽のヤマガラです。
 
 じゃあ、その二羽のヤマガラが我が家を占拠するのかと思うと
 翌日からまた7羽のシジュウカラ、4羽のメジロ、1羽のジョウビタキが
 入り浸り、それに一羽のヤマガラがそのグループに加わりました。
 時折キジバト、シロハラ、ツグミ、モズ、ヒヨドリ、ムクドリが
 遊びに来ますが、庭の雰囲気は一変しました。

 7羽のシジュウカラの中で、一番体格がよく、動きの激しいオスが、
 ジャイアン化したのです。次に体格のいいメスがジャイ子。
 のび太、スネ夫、安夫、はる夫、しずかちゃんたちが
 バードフィーダーにいると、まずジャイ子が追い払いに飛んできて、
 そのジャイ子をジャイアンが追い払います。
 のび太が水を飲んでいると、いきなりジャイ子が突き飛ばしに
 登場し、ジャイアンがミカンをついばんでいるメジロの
 頭の上に飛び乗ったりもします。
 そのジャイアンが一目置いているのはヤマガラ。

ヤマガラ4

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 この一羽のヤマガラだけはジャイアンに邪魔されずにエサも食べ
 お風呂にもゆっくり入ります。 
 このヤマガラがシジュウカラの嘴にかみついた個体なのか、
 ジャイアンが噛みつかれた個体なのか、残念ながらわかりません。

 ヒヨドリもキジバトを目の敵にして、顔をあわすと
 追いかけまわすようになりました。

 平和共存していたコミュニティーになぜジャイアンが生まれたのか
 のび太たちがジャイアンのグループからなぜ逃げ出さないのかも
 わかりません。ジャイアンがたまにのび太たちに
 「心の友よ」なんて抱きつくことがあるからなのかな?

  、

 
 
 
 
 
  
 
 


  

  
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2009年01月24日

野鳥の寿命

春先、巣作りをして、卵をあたため、やがてヒナがかえって
巣箱から飛び出し、親子でやさい畑の虫を食べながら夏から秋へ
人間を高みの見物しながらのどかに暮らすシジュウカラ。
エサのない冬は、人間がバードテーブルに置いたヒマワリの種や
ピーナッツを食べて春を待ちます。
その姿はわがやの庭でもとぎれなく続いています。

じゃあ、ずっと同じ個体?
それがどうやら、シジュウカラも、ヤマガラも、スズメまで
去年まで家の周りに住み着いていた個体と違うようなのです。

リースシジュウカラ5

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

このおなじみのリースにつかまって、殻付きピーナツをつつく姿。
リースを初めて設置したのが2年前のシーズン。
まずはヤマガラ、その後をシジュウカラが真似し、そのうち
運動神経の鈍いスズメまで技を習得して
順番待ちしてつつくようになりました。

1年前のシーズンは、つるすなり待ち構えていたように、
シジュウカラもスズメも押し寄せ、うんざりするほどの騒ぎでした。
ピーナツがおいしいことを記憶し、リースにつかまる技術も
ちゃんと保持していました。

それが今年は、リースをつるしてから1週間たっても
どの鳥も見向きもしないのです。
テーブルに置いた好物のヒマワリの種の中に、親切に皮まで剥いた
ピーナツを混ぜておいても気味悪そうによけて、食べ残すしまつ。
どの鳥も、まるでピーナツが未知のもののように知らん顔。

やがて勇敢なシジュウカラが一つ食べてみることからはじまり、
その習慣は徐々に常連七羽のシジュウカラに伝搬しました。
次に、テーブルにはカラ付きのピーナツだけを置き
次にはテーブルには置かず、つるしたバスケットだけに入れて、
と段々にハードルをあげていくと
やっと3週間目にリースのピーナツをつつくようになったのです。

リース雀1

 

 

 

 

 

 

 

 


スズメもテーブルに置いてあったピーナツで味をしめ
食べたくてたまらないけれど、いまだにバランスがとれず
リースのそばでバタバタするばかり。


ということは、1年前の冬をわがやの庭で過ごした
ピーナツが大好きで巧みな技で食べていた個体たちではない!
シジュウカラも、ヤマガラも、スズメも、メンバー総入れ替え?

そういえば、大好きなバードバスにやってきて

バスシジュウカラ01



 

 

 

 

 

 

 どっぷり身体をつけて水浴びするシジュウカラは多いけれど

しぶきシジュウカラ02

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こんなふうに頭をつっこんで、毎回シャンプーだけする習慣の
シジュウカラはわがやでははじめてみます。去年まではいなかった。

1年半とか、2年とか、うまくいくと7年とか、野鳥の寿命については
読む本によってさまざまな年数が書いてありますが、
昨シーズンにわがやにきてリースから巧みにピーナツをついばんでいた
野鳥たちはどうしちゃったのかなぁ。
一斉に世代交替したのでしょうか。

『血液型の暗号』という藤田紘一郎先生の本を読んでいたら
哺乳類だけでなく魚類やさらには植物にも、人間の血液型のような
ものがあると書かれていました。魚にあるならきっと鳥にも
あるのでしょう。
シジュウカラにもA型、B型、O型があって、陽気とか、几帳面とか
おおざっぱとか、性格の差があったりして……。
今年わがやで見るシジュウカラも、ヤマガラも、ジョウビタキも
去年の個体とは性格がかなり違います。

このメジロも、去年までのドメスティックバイオレンス的な
オスらしいのがメスらしいのをいじめるカップルと違って、
心優しくおだやかな二羽です。

メジロ3


 

 

 

 

 

 

 

そうした野鳥たちがつくりだすコミュニティーも、去年とは大違い。
意外な様相を見せています。それについてはまた次回に。


 

  
Posted by nagayado at 23:11Comments(10)TrackBack(0)庭に来た野鳥 

2009年01月04日

A Happy New Year!

日の出

 

 

 

 

 

 

 

 

 


  あけましておめでとうございます。
 昨年は間遠な更新にもお付き合いくださってあたたかなコメント
 ありがとうございました。

 これは初日の出より三日前の葉山の日の出です。
 子供たちからのお歳暮「葉山一泊旅行」で泊まったホテルでは
 テーブルに「今日の日没時間、明日の日の出時間」のメモが
 置かれていて、その時間になるとどの部屋のテラスからも泊まり客が
 顔をのぞかせています。
 窓から見えるのは、海、太陽、富士山、江ノ島。自然だけ。
 裏山からは野鳥の声が賑やかに聞こえています。
 横浜から車で4,50分で、南仏にでかけたような気分になり
 帰りには佐島漁港でとれたばかり、泳ぎ回っているイカを
 買ってきました。

 門松1
 
 
 

 

 

 

 

 

 

 

 帰宅して年越し準備。
 『現代農業』に載っていた農家の副業「手づくり門松」の写真
 を見たら自分でも作りたくてたまらなくなりました。
 問題は竹。ホームセンターでも売っていません。
 竹藪を背にした近くの農家にお願いし、のこぎりを持って
 夫と二人竹やぶに入り込み、生まれて初めての竹取。
 切り口に鉋をかけて鉢に置き、葉ボタン、南天、笹、プリムラを
 植えこんで出来上がりです。
 お調子に乗って空いていた鉢三つにも門松を入れ、
 友人に無理に押しつけました。ごめんなさいね、不出来なものを。
 来年はもっと洗練された門松を作りますから許してね。
 

門松2

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
 さて、やさい畑では、常駐のシジュウカラとグループで
 行動するようにになったジョウビタキのメスが大のお風呂好き。
 シジュウカラと別行動してまでも、お風呂に入りに来ます。

メス

 

 
 

 

 

 

 

 

 

 

 その目の行き届かない間隙を縫って、二年ぶりに
 ジョウビタキのオスが遠慮がちに遊びに来ました。

オス

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ジョウビタキのメスが混群を作っているのは二羽のシジュウカラ。
 オスは単独行動。
 鳥にもいろいろ事情がありそう。

 今年も庭に来る鳥を待つ一年になりそうです。
  

 

 

 

  
Posted by nagayado at 23:46Comments(8)TrackBack(0)庭に来た野鳥 | 花仕事

2008年12月17日

小金井公園江戸東京たてもの園

江戸東京たてもの園18

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ごぶさたしました。
プロバイダーから「更新をさぼっていますね、だめじゃないの」
って感じのお叱りメールが届き、「宿題しないでだめじゃないの」と
叱られていた小学生時代を思い出しました。

遅ればせながら小金井公園のご報告を。
東京に住む子供たちが企画した「おばあちゃんの紅葉狩り」、
今年は小金井市、小平市あたりを見て回りました。
横浜から途中寄り道をして目黒通りから山手通り、国道20号線。
両側の銀杏並木は、まるで金屏風をたてたように輝き、
舞い散る黄色い葉っぱをかいくぐりながら走ると、
これが東京都内? と思えない夢のような道でした。

農家

 

 

 

 

 

 

 

 

 

小金井公園につくと、「江戸東京たてもの園」の看板が際立って見え
そのまま吸い込まれるように入ると、予想外の楽しい場所でした。
これは移築した農家の庭先。

post



 

 

 

 

 

 

 

万世橋からトレーラーで運ばれてきた明治時代の交番のまえで
投函する気分になっているのが90歳の母。
手を突っ込んでみたらポストの口は閉じられていたそうです。

子宝湯

 

 

 

 

 

 

 


下町の家並みの奥に見える銭湯「子宝の湯」は
『千と千尋の神隠し』の「油屋」という湯屋のモデルになったそうで、
いまにもあの大きな顔の「湯婆婆」がでてきそう。
手前の荒物屋、和傘問屋、花屋などの商店街に混じっていたのは
小寺醤油店。

小寺醤油店

 

 

 

 

 

 

 

 

 

東京港区白金にあったこの小寺醤油店は、ここに移築されるまで
恵比寿に住む私の幼馴染の行きつけの店でした。

小寺醤油店店先

 

 

 

 

 

 

 

 

 

味噌や醤油を量り売りしてもらっていたそうですが、
ここに並んでいる樽や瓶は、開けて確認してみましたが
残念ながらからっぽ。でもふっと味噌の香りが漂ってきそうでした。

このあたりから母の歩く速度が落ちてきたので、はじめて
公園備え付けのレンタル車椅子をお借りしました。
政界、財界の著名人の豪邸も車いすのまま見物です。
そうした立派だけど住むのはご遠慮したいような豪邸群のなかで
はっと心をひかれたのはさりげないこの家。

前川國男邸

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大屋根に落ち葉の積もったこの家に、一歩踏み入れただけで、
「わー」っと気持ちが高揚し、思わず「住みたい」とつぶやくと
「東京文化会館、国会図書館、東京都美術館を建てた建築家
前川國男さんの自宅ですよ」と
ボランティアガイドに声をかけられました。
権力財力の誇示とはほど遠く、住み心地最優先で建てらている
感じです。1942年築。ほんとうに心和むすてきな住まい。

この間、横浜のつつましい我が家の留守番をしていたのは
冬の間だけ行動を共にしているジョウビタキとシジュウカラです。

ジョウビタキ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ピラカンサスとシジュウカラ3

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あら、おかえりなさい、どこへ行っていたの?」

  
Posted by nagayado at 00:46Comments(10)TrackBack(0)母の見守り